2月24日、東京ビッグサイトにて「ワンダーフェスティバル(以下ワンフェス)2008[冬]」が、開催された。今回の総参加者数は、ワンダーフェスティバル実行委員会の速報データによると、約4万4千人。前回(07年夏開催)より、約4千人の増加となった。参加者数記録を更新すると同時に、近年では圧倒的に高い増加率となった。参加ディーラー数は約1800で、前回の1773から微増となる見込みだ。

 これまで、ワンフェス来場者数が大きく増加した際は、人気キャラクターの出現などの大きな要因があった。しかし、同委員会によると「今回は、それが見当たらず、様々な要素の複合による結果ではないか」としている。以下で、考えられるものを挙げてみる。

 まず、キャラクターに関しては、「涼宮ハルヒの憂鬱」の人気が継続していることに加えて、今回は「天元突破グレンラガン」が大きく躍進した。会場内でも、同作登場キャラクターの格好を真似たコスプレーヤー達の姿が多数目についた。

 次に、来場者層に従来から若干の変化があったように感じられた。これまでは、ディーラー出展スペースを目当てにした来場者が中心で、プロモーションスペースは会場限定販売商品に関心が集まることが多かった。しかし、今回は人気の限定商品が品切れした午後になっても、プロモーションスペースにとどまる人の数が多く、ブース自体も注目されたようだ。

その象徴が、初出展となるタミヤブース。同社ブースは、「ミニ四駆」シリーズを中心として展開。従来のワンフェスのイメージとは異なるミニ四駆だが、来場者の注目を集めており、同社では「新しい層に訴求でき、出展効果は十分に感じられた」としている。

マニア色の濃いイベントというイメージだったワンフェスだが、それが変わりつつある。今後の動向に注目したい。なお、次回は、8月3日に東京ビッグサイトで開催される予定だ。