深刻さ増す「中国生産」急がれる国際間の「安全管理」

 世界的に『中国産商品』への疑念や不安が高まっているが、おもちゃ関係でも、塗料問題、鉛問題、品質問題など多様なトラブルが生じ、世界最大メーカーのマテルをも巻き込んだ全品回収などが相次いでいる。

 「世界の工場」と異名をとってきた巨大な中国。市場経済開放以来、めまぐるしいほど急激な発展を遂げてきた中国沿岸地帯。「眠れる獅子」が急に目覚め、現代社会に追いつけ追い越せと日々発展を遂げている。

 しかし、自由競争の世の中になり、誰もがいち早く豊かな生活を望む余り、生産受託者として本来あってはならない安全性への欠如(あるいは無知)から起きる事故が続発。現状の「中国製品」に対する信頼の失墜につながっている。

 それが工場生産品に止まらず,食品、医薬品にまで蔓延していることから、当初、中国政府の『中国で生産している食材・商品は90%以上、政府の検査を受けている安全な農産物であり、工場製品である』とした発表も信頼性を欠き、アメリカでは、ペットフードでペットの死亡が相次ぎ、南米では薬に劇薬が入り、多くの死亡者が出るにいたって、中国政府も自国から輸出される食品、製品への厳重な監視を始めた。(9/3玩具通信1面抜粋)