電動変身ロボット「テクニカチェンジ・ダイジム」昭和58年 ヨネザワ

ダイジム 昭和58年
 

 この年ヨネザワが発売した「テクニカチェンジ・ダイジム」は同社が初めて手にかけた変身ロボットだった。テレビキャラクターの商品化も考えていたらしいのだが、実際にはフォロー・アップが大変だし、放映終了したら人気を維持するのが難しい、などのデメリットを考えて、それなら、オリジナルキャラクターでいった方がメリットが多い、との結論にいたり、電動・変形ロボット「テクニカチェンジ・ダイジム」が誕生したのだった。「変形+アクション」ヨネザワにとっては初めての挑戦だった。なにしろ、当時は「ダンジム」以外に電動で動く変形ロボットは存在しなかったから、ある意味、画期的な試みだったらしい。なぜ、存在しなかったか、というと「変形ロボット」に動力を組み込むと、故障が多くなりやすい。そのため各社は二の足を踏んでいたらしいのだ。しかし、ヨネザワは「いつまでも逃げておられない。新しいおもちゃを開発するためには、いずれ通らなければならない関門だ」と挑戦に踏み切ったのだった。
 

 「テクニカチェンジ・ダイジム」は、4WDカー、中間ロボット、ダイジムジュニア、巨大ロボット・ダイジムに変身する。ヨネザワの商品説明によると、スイッチ一つで前・後・ストップが思いのままになる。また、簡単なボタン操作でロボットのパンチとバズーカ砲のミサイルが発射でき、顔と肩がカシンと飛び出る。キャッチフレーズは「迫力に満ちた力強いアクションが魅力」とうたっている。「ダイジム」というネーミングの由来は、「特に意味はない。いま人気のある商品を見ると<ダ><ジ>といった文字が多い。その人気にあやかって、というわけではないが<ダ><ジ>という文字を組み合わせたらロボットぽい名前になると思った」と当時の関係者は語っていた。

定価 3800円