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| おもちゃが子どもにとっていかに大切なものであるかということを盛んに研究、実践している団体がある。 小林るつ子氏が理事長を務める「玩具福祉学会」では、医者や、各地域の養護施設などで実践を積んでいる人たち、そして玩具メーカーたちは、賛助会員として多くの協力し、同じ立場で研究実践に取り組んでいる。 おもちゃは一般的に普通の子どもが楽しい遊びとして使われているが、実は、何らかの障害を持った子どもたちが、全国に230万人以上も居るということは、残念ながら、おもちゃ業界にも余り知られていない。 そうした子どもたちに玩具福祉学会では、おもちゃを使って、楽しい気持ちにさせたり、機能の回復に少しでも役立ててみようと積極的な実践を続けている。 設立以来10年、学術的な研究も重ね、実際の療法に取り組んできた小林さんは「どんな障害を持ったこどもでも、おもちゃを見ると、その表情も和らぎ、楽しそうにする。脳の『楽しい』というサインが体に流れ、ほんの少しでも辛いことから逃れられれば嬉しい」と、数十年前から続け てきた「おもちゃ図書館」活動と、さらに高齢者の為に『玩具療法』という新たなステップアップを続けている。 「おもちゃは、障害児の機能回復・向上にも大きな役割を果たしているが、実は、子ども回帰する高齢者にとっても、楽しい遊び心を誘発、取り戻す大事な役目を果たしているのです」と小林さんは、ますます増えてくる高齢者たちが、リハビリにおもちゃを使う療法にも医学関係者たちと懸命に取り組んでいる。しかも、小林さんは、「決して特別なおもちゃだけではなく、誰もが遊んでいるおもちゃが十分対応できるのです」といわれる。 こうした学術的な研究をしながら実践を続けている日本福祉学会は、業界にとって非常に大切な存在であるにも関わらず、以外にその活動は知られていない。しかし、大手15社も賛助会員として参加している。 多くの障害児、ますます増える高齢者たちにとって、おもちゃは楽しい遊びで時にはリハビリにも役立つということを業界人が認識し、玩具福祉学会学会の活動にもう少し目をむけていきたいもの。 |