昭和42年 「ワルサーPPKピストルラジオ 多田製作所

昭和42年
 当時、話題沸騰の「007は二度死ぬ」は日本でロケが行なわれた、映画の大部分は日本で撮影され、高度成長期の東京を中心に、開業したばかりの丸ノ内線や、まだ蔵前にあった国技館など、昭和の懐かしい匂いが漂い、日本人もびっくりの日本文化を今なら味わえるので一見の価値がある。出演も50代横綱佐田の山、丹波哲郎など日本人も多数出演しており昭和の匂いがする日本人を再発見できるかも。長くなってしまったが、当然007が人気になれば、玩具界もじっとしているわけはない。沢山の007ボンド玩具が発売され、その中から、これでしょ、というおもちゃをピックアップした。
 多田製作所から発売された「ワルサーPPKピストルラジオ」はまさに007の秘密兵器を模した子どもには垂涎の玩具だった。ピストルを構えて、6石トランジスタのラジオを聞く。そんな〜アホなと、いわないで下さい〜。当時の子どもにとって、形から入ることこそ、本物に近づく一歩なのでした。イヤホーンは今見ると補聴器かと思うが、「ピストルとイヤホーン」このシュールな取り合わせこそ、秘密諜報部員らしかったのではなかったか?どのくらい売れたかわからないが、このような玩具を作ったという事を賞賛したいです。「行楽のおともに、入学・合格祝いに」〜といっているが、それはちょっとむずかしいのではないでしょか。