第1回

●昭和62年は「鹿のフンで占う!?」トミーから「鹿の運」発売される!

 昭和62年といえば、 ワタシ以外の人がバブルに浮かれ(個人的にはあまり恩恵がなかった)昭和終焉の足音が迫ってきているという感覚もなく、みんな楽しく踊り明かした時代でもあった。11月には竹下政権が発足し、消費税が導入され「ふるさと創世」で1億円バラマキと、今さらながら、なんだったんだろうと思うばかり。

 国鉄民営化なんぞも、簡単に通過してしまったあの時代に未来を予想すべく、鹿のフンで占う「鹿の運」などという、おちゃめで、世紀末なプロダクツが発売されていたとは…トホホ。
 もとは吉永小百合のレコード「奈良の春日野」の歌詞「鹿のフン、フンフンフンフン鹿の糞」というフレーズをタモリがネタにしたのが始まりだったと思う。

(株)トミーから発売された『しかの運』はしっぽを下に押すと、なんと、プラ製の丸い「フン」がコロリと出て、「フン」には番号が1〜10まで書いてあリ、「フン」の数字を外箱に明記された番号と照らし合わせると、あ〜らすごい。恋愛、勉強、人間関係など10種の「今日の運勢」がわかるという、まさに「昭和のお尻を追いかける」の第1回にふさわしい商品ではあ〜りませんか。因みにお値段は500円でした。                                     


第2回 ●ごっくん、ごっくん『ミルクモウモウ』昭和63年
のフンで占う!?」トミーから「鹿の運」発売される!

1988年に玩具通信に掲載された「ミルクモウモウの広告ツクダオリジナル」

 この年、ツクダオリジナルはテレビCMで『ミルクモウモウ』をお披露目。当時、牛といえば、平和のシンボル(?)だった。牛のイメージだけを膨らませると、ピンクフロイドの「原子心母」、「メイ牛山」、「牛田モー」、「吉田くんのお父さん」「丸美屋のすきやきふりかけ」など、心に浮かびゆく牛はいつも人をハッピーにしてくれたものだったな〜。

 この『ミルクモウモウ』はツクダオリジナルから販売されていた。当時の商品コピーを見ると「最近、牛さんの人気は急上昇!めったにできないアルプスの乳しぼりが、お部屋で簡単に楽しめるユニークな商品です〜」う〜ん乳しぼりがお部屋で楽しめるのか〜しかも、アルプスか〜。と思わず腕組んでうなってしまう。大きさも365×140×260ミリとビッグ。写真の牛さんの目を見るとちょっと悪そうで、今的にいうと”チョイ悪うし”って感じでイカシてるね。ギミックは、しっぽを持ってギコギコこぐとミルクをごっくん、ごっくとおいしそうに飲んでくれる。そいで、その水をおっぱいからゴシゴシと絞り出すと本格的な酪農家さ。もちろん、水が、ミルクになるわきゃないので、粉を水に溶かして、飲ませるってスンポーだ。飲ませるものはジュースとかでもOK!でもトマトジュースはやばいかも。(狂牛病の心配はありませんが)値段は3800円。当時、買った人たちもまだ、押し入れなんかにあったらさっそく出して、アルプスの麓でラクノーしてみてはどうかい。

復刻版「丸美屋すきやきふりかけ」