昭和44年  トミー5マチック 多田製作所

 マシンガンとは機関銃のことで、当時の男の子はみんなマシンガンが大好きだった。引き金をひき続けるだけで自動的に発射されるその瞬間は「セーラー服と機関銃」ではないが、思わず「カイカン」とつぶやいてしまうほどエクスタシーを感じられたはず。
 

 「トミー5マチック」は、昭和44年“世界を結ぶ多田製作所のおもちゃ”をうたう多田製作所から発売された。 ダダダダダと引き金に連動された銃撃音は、弾丸は出ないがへんにパワフルで、外観はどうみても、マシンガンのイメージとはかけ離れているが、昭和のおもちゃの良さが立ちのぼり、いい意味で“おもちゃ”という枠をこえた、ワクワク感、ドキドキ感を演出してくれた。

 玩具ピストルは、昭和46年に、おもちゃのピストル、刀剣が規制され、モデルガン規制などと相まって、時代の流れには逆らえず、隅に追われていったのは寂しいかぎり。